新村デザイン事務所 (Shinmura Design Office)

News

瀬戸内デザイングランプリ審査会

10月4日(日)山口県防府市のアスピラートにて「瀬戸内デザイングランプリ2020」の審査会が行われました。今年のテーマは「ロボット」で、山口県内の小学生・中学生・高校生が応募してくださり、1,274点もの作品が集まりました。コロナにより学校の授業が大変は時期に、こんなに集まったことを嬉しく思います。グランプリをはじめ、入賞・入選200点あまりが決まりました。

https://setouchi-dgp.com

食のグラフィックデザイン展に出品

京都dddギャラリーにて、DNP文化振興財団が主催する「食のグラフィックデザイン展」が開催され、新村水産のポスターが展示されます。他にも浅葉克己さんや永井一正さんや福田繁雄さんのポスターも展示されます。

京都dddギャラリー第226回企画展「食のグラフィックデザイン」
会期:2020年10月17日(土)〜12月19日(土)
会場:京都dddギャラリー(京都市右京区太秦上刑部町10)入場無料

http://www.dnp.co.jp/gallery/ddd/

穴吹情報デザイン専門学校で講義

9月11日(金)福山にあります穴吹情報デザイン専門学校で講義をしました。私の出身と近い瀬戸内にあるということもあり、皆さんで歓迎してくれました。授業も熱心に聞いてくれ、コロナ鍋での出張講義でしたが、心温まるものになりました。午後には、平和ポスターのミニ審査会もあり、2年生の力作が揃っていました。

https://web.anabuki-net.ne.jp/acf/

 

無印良品のBGMで、ポーランドへ

無印良品が、地元に根ざした世界の音楽を紹介している「BGMシリーズ」。その「BGM26」はポーランドになり、8月30日〜9月6日で撮影に行ってきました。ポーランドはショパンの生まれた国だけあって、いたるところにショパンの銅像や音楽関係のものがありました。この写真はPalace of Culture and Scienceの前にある、ピアノの鍵盤になっている横断歩道です。

ポーランドの首都ワルシャワは、戦争の爪痕を残しながらも、高層ビルを含めた近代的なビルがどんどん建っています。物価も安く、過ごしやすい街だなと思いました。

ワルシャワを流れるビスワ川。平日でも河岸でバーベキューをしたり散策する人が多く、とても親しまれている川のようです。

ワルシャワが首都になる前に首都だった「クラクフ」にも行ってきました。ヴァヴェル城(写真中心部)は、いろいろな様式の建造物がつぎはぎされた城で、建築好きの人には興味深い城だそうです。

クラクフでのランチは、村上春樹さんも泊まったというホテルのレストレン「FIORENTINA」で。小さなホテルでしたが、内装もサービスも素晴らしく、次にポーランドに来た時は、ぜひ泊まってみたいと思いました。中庭で食べたランチは、味も料金も大満足のものでした。

Lu Junyi Design Live のインタビュー

中国オンライン・デザイン・メディア「Lu Junyi Design Live」のインタビューを受けました。中国語なので読めないと思いますので、日本語を掲載します。

https://mp.weixin.qq.com/s/xs1U_VmxsDLCeHt6uyrD9w

 

[質問1]
松永真デザイン事務所の経験を教えていただきたいです。そして、事務所時代に学んだ今もその影響を受け続けてきていることがもしあれば教えて頂けませんか?

[答]
松永さんとの仕事は、「教えてもらう」というよりは、「見て学ぶ」という感じでした。また細かいことはあまり注意されず、コンセプトを大切にするように習いました。松永さんの言葉で一番印象的なのは、「デザインしないこともデザインだ」という言葉です。何もしないという判断も、一つのデザインだという意味ですが、現在の私のデザインがシンプルなのも、この言葉が影響していると思います。

[質問2]
動くピクトグラムと比べ、静態、動かないポスターの良さがあると思われますか?

[答]
動かないポスターよりも、やはり動くピクトグラムはインパクトもあり伝わる速度も速いと思います。ただ、電力がストップした時などは機能しませんし、またエネルギーも大量に必要とします。その点動かないポスターは「壁」があれば誰でも見るもとが出来ます。また動かないワンビジュアルの強さは、心に残る印象的なものになると思います。

[質問3]
名作「無印良品キャンプ場」シリーズポスターの製作経緯について、紹介していただけませんか?

[答]
1/プレゼン
「無印良品キャンプ場」のポスターは、発表の半年前にプレゼンします。だいたい20案くらい考え、4案くらいに絞り提案して、無印良品と話し合いながら1つに決めていきます。

2/ビジュアルの制作
決まったビジュアルを制作していくのですが、アイデアによっては自分で制作したり、自分で制作出来ないものは、アーティストにお願いして制作します。この時大切にしているのは、「クオリティを上げる」ということです。そのためには色々な実験をしたり、情報を招集したりして研究する事が大切です。撮影の時も、ビジュアルに合わせてカメラマンを変えていきます。

3/印刷
ビジュアルのクオリティを上げるのも大切ですが、ポスターは印刷も大切だと思っています。そのために、プリンティングディレクターという、印刷に詳しい人と組んで、色の調整や紙との調子合わせなども研究しています。

[質問4]
ポスターはアートだと思いますか?そして、今この時代にポスターの作用と価値とは?

[答]
ポスターは商業的に必要な物なのでアートだとは思いませんが、ポスターには「アート感覚」は必要だと思います。ただメッセージを伝えるだけでしたら何も感動はしませんが、「アート感覚」を持ったポスターは、人に感動を与え、より強いメッセージを伝えることが出来ると思います。またアート感覚がすぐれたポスターは、クライアントのイメージアップにもつながり、企業や社会を豊かにしてくれると思います。

[質問5]
良いポスターの要素について、新村さんの観点を聞かさせてください。そして、どうやってレベルの高いポスターを制作しますか?

[答]
まず「メッセージをシンプルにする」事だと思います。文章やビジュアルが複雑ですと、何を言いたいのかが伝わりにくいですので、伝えたいことを絞ってシンプルな文章とシンプルなビジュアルにするべきです。次にそのビジュアルのクオリティを上げていくことだと思います。見た目はシンプルだけど、人が感動するようなビジュアルを作り上げることが、レベルの高いポスターになると思っています。

[質問6]
受賞多数のデザイナーとして、新村さんにとって、「デザインアワード」とはなんでしょうか?「受賞する」の意味はなんでしょうか?

[答]
デザイン関係にはたくさんの「賞」があり、何歳になっても「受賞」は嬉しいものです。受賞したいと思う欲求が、より高いクオリティのポスターを作ろうとするし、デザインセンスも磨かれていくので、「デザインアワード」は必要ですし、これからも存在して欲しいと思います。ただ、それが最終目的になってしまうと、デザインと社会との繋がりが貧弱になると思います。企業や社会の事を考えてデザインすることが一番で、デザインワードは、その次にくるものだと思います。

[質問7]
デザイン教育とデザインの関係性について、いかが思われますか?

[答]
「デザインと社会」を考えた時、デザイナーばかりがデザインセンスを上げても意味がなく、デザインを受け取る社会(一般の人々)のデザインセンスのアップが必要だと思っています。社会のデザインセンスがアップすれば、アート的なポスターはますます必要とされるし、デザインのアート感覚もますます必要になってくると思います。そのためには子供の頃からの教育が必要だと思っています。特に小学校のデザイン授業は大切で、デザインの必要性や楽しさを小さな頃から教えていくべきだと思いいます。

[質問8]
若いデザイナーに一言、よろしくお願い致します。

[答]
若いデザイナーは、想像力やデザインセンスも良く素晴らしいと思います。特に中国の若いデザイナーや学生は、意欲もありどんどん伸びているのを感じます。もしデザイナーとして悩んでいる人がいるのでしたら、ぜひ「自分らしさ」に挑戦して欲しいと思います。デザインセンスが少ししかなくても、自分らしい個性でデザインすれば、色々な人が注目してくれます。(僕もセンスのない人の一人です)

[質問7]
新村さんにとって、「デザイン」とはなんでしょうか?

[答]
小学生の時に出会った美術の先生の影響でデザイナーになりましたが、その先生に出会わなければ、私は漁師になっていたかもしれません。そうゆう意味では「デザインは運命」かもしれません。また自然がいっぱいな田舎で育った私がデザインのモチーフに選ぶのは、「魚や草花」が多いです。そうゆう意味では「デザインは人生」かもしれません。基本的にデザインはお金を稼ぐための仕事です。でも仕事以上の魅力を持っていますし、私に「人生を楽しむための生きがい」を与えてくれます。

Graphic Design in Japan 2020に出品

JAGDA(日本グタフィックデザイン協会)が主催する「Graphic Design in Japan 2020(日本のグラフィックデザイン2020)」が六本木のミッドタウンで開催しています。今年度は、無印良品キャンプ場の雑誌広告がJAGDA賞を受賞し、見やすい場所に展示してもらっています。

会期:2020年7月10日(金)〜8月31日(月)
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(入場無料)

https://www.jagda.or.jp

瀬戸内デザイングランプリのワークショップ開催

8月2日(日)宇部市のTOKiSMAにて、瀬戸内デザイングランプリの関連イベントであるワークショップを開催しました。今年のテーマである「ロボット」を題材にデザインしてもらい、エコバッグにプリントするというものです。参加した小学生・中学生・高校生のロボット愛を感じる作品がそろい、楽しいイベントになりました。来年も「瀬戸内デザイングランプリ」を開催しますので、ご応募よろしくお願いします。

https://setouchi-dgp.com

表参道に「鮨あお」が開店しました

「すきやばし次郎」で修行した岡崎 亮氏が独立し「鮨あお」のお店を開店しました。そのブランドイメージを担当させて頂きました。右上の△○は、アルファベットのAOをマークにし、店名がなくてもマークだけで分かってもらえないかと思っています。また店名の書は、寺島響水さんに書いて頂きました。写真は岩崎美里さんです。岡崎さんの丁寧な仕事ぶりと美味しいお鮨で、星を獲得してほしいなと思っています。

https://sushiao.co.jp/

山口でワークショップを開催します

7月18日(土)山口市内にあります「クリエイティブスペース赤れんが」でワークショップを開催します。小学生は「植物」を使ったタイポ作り。中学生・高校生は、実在するパン屋さんのマークを作ります。それぞれ25名の応募ですが、定員になり次第締め切りになるそうです。お申し込みは赤れんがまでお願いします。

お問い合わせ先/クリエイティブスペース赤れんが 083-928-6666
http://www.akarenga.justhpbs.jp